【お金】①将来、返済額が増やせそうな人のローン

これから家づくりを始めようと考えている方に向けた、お金のお話です🏠✨

今回のケースは、教育費を抱えているご家族様に向けたお金の借り方です!

ぜひ参考にしてみてください😊

 

①将来、返済額が増やせそうな人のローン

 現在、教育費負担が重い人

 

~ご相談内容〜

【家族情報】

・ご主人 45歳 会社員(勤続26年) 健康状態良好

・奥様  43歳 専業主婦

・長男  17歳 私立高校

・長女  15歳 私立高校

 

【収入や貯蓄】

・年収 680万円

・貯蓄額 1000万円 (両親からの贈与1000万円別途あり)

・住宅取得後の年間貯蓄可能額 ほとんど出来ない

・子供の進路 大学も私立を予定

 

【借入希望額】

2500万円

(物件価格:4000万円/頭金1500万円予定)

 

【相談内容】

社宅住まいをしているが、新築一戸建て物件の購入を検討している。

子供2人が私立に通っているため、教育費は年間200万円程度かかっている。

今は返済を抑えたいが、教育費の負担が終了すれば返済額を増やしたい。

 

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頭金は十分準備出来ており、返済負担率なども問題なく、幅広い選択肢から住宅ローンを選ぶことができます。

これから、長女が大学を卒業するまでが最も教育費の支出が多くなるので、その間は返済額を抑えることを重視するとともに、金利上昇リスクを極力避けるように注意したい。

 

このようなご相談内容の場合は、

💡低金利・長期返済の住宅ローンを選ぶ

 

1️⃣住宅ローン借入に問題はないか確認

■物件価格に対する住宅ローンの借入額のバランスは?

借入額2500万円は、物件価格4000万円の62.5%なので問題はありません。

 

■返済負担率は一定の範囲内?

民間ローンの審査基準金利を4%と考えると、返済期間35年で試算すると、年間返済額は約133万円になります。

年収に対して返済負担率は約19・6%で問題はありません。勤続年数など、相談者の信用状況や、健康状態、物件の状況も問題なく、比較的広い選択肢から住宅ローンを選ぶことが可能でしょう。

 

2️⃣相談者にあった住宅ローンはどんなタイプ?

⚫︎現在の返済額はなるべく抑えたい

子供の教育費負担が終了するまでは、なるべく返済額を抑えることが必要になります。

そのための方法としては、『金利の低い住宅ローンを選ぶ』『返済期間を長くする』ことが考えられます。

 

⚫︎教育費負担が終了するまでは、返済額増加は避けたい

金利の低いものを選びたいところですが、少なくとも教育費負担が終了する7年後までは、金利上昇による返済額増加のリスクは避けておきたいところです。

 

⚫︎教育費負担が終了すれば、積極的に繰り上げ返済ができる

金利上昇リスクをなるべく避けた上で、現在の返済額を抑えるために、返済期間を長くするしかない。

この場合の問題点は、返済が老後にまで及んでしまうことがありますが、教育費負担終了後、繰上げ返済によって返済期間を短縮すれば、定年までに完済することも可能です。したがって、候補になる住宅ローンは全期間固定金利型か固定金利期間選択型で教育不負担が生じる間は金利を固定できるものと考えられます。

借入時は返済期間を長くしておき、教育費負担がなくなり、返済額を増やせる時期になったら繰上げ返済を行うことにより、完済時期を早めることが大切です。返済額を増やせるようになってから、いくら繰上げ返済をすれば定年前に完済することができるのかの試算も、あらかじめ行っておくことが必要です。

 

3️⃣住宅ローンを比較してみる

🌟全期間固定型を利用する

金利上昇を負わない全期間固定金利型としてフラット35を利用する。毎月の返済額を10万円以内に抑えるために、返済期間を30年とする。長女が大学を卒業した8年目から5年間、毎年約200万円ずつ期間短縮型で繰り上げ返済を行えば、返済期間を12年短縮することができ、定年の65歳までに完済することができる。

🌟固定金利選択型を利用する

長女が大学を卒業するまでは、金利上昇リスクを負えないが、教育費負担が無くなれば、金利上昇にもある程度対応することができる。それまでは、あまり貯蓄ができない可能性が高いので、余裕を見て10年間金利を固定する。10年固定1.8%の住宅ローンを利用すれば、25年返済でも毎月10万円台に抑えることができる。

教育費負担終了後、5年間で200万円の繰り上げ返済を行えば、10年経過後に適用金利が3.0%に上昇したとしても、毎月返済額は約4000円の増額にとどまるので、金利上昇にも十分に耐えられ、60歳過ぎに完済することが可能です。

 

⚠️⏩教育費がなくなるというケースのように、将来確実に返済額が増やせる場合はいいのですが、「将来妻が働くだろう」「将来はもっと給料が上がるだろう」というような見通しは、実現しなかった場合に大きな痛手となります。将来についての不確実な見通しは、危険であることを十分に理解しておきましょう。

 

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👨‍👩‍👧このような返済計画に当てはまるご家族様👨‍👩‍👧

⚫︎将来は教育費等の家計支出が減少し、より多くの貯蓄ができる人

⚫︎将来共働きになり、一家の収入が増える人

⚫︎親から賃貸不動産を相続・生前贈与され、家賃収入が入る人

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住宅を購入するときは、家族のライフプランによって、住宅ローンの金額や、金利タイプが異なってきます。

しっかりと、返済計画を立てて、家作りをしていきましょう!

将来に向けての不確実な見通しだけで、計画しないように気をつけましょう。

 

おうちの相談窓口三島店は注文住宅選びの専門店です🧁

お客様のご希望をお伺いし、適正な住宅会社選びを実施しております。

提携企業によってサポートされていますので、ご相談はいつでも無料!

家づくりをスタートされる方は、是非おうちの相談窓口三島店へご来場ください🥰