【お金】②将来の返済が重くなりそうな人のローン

これから家づくりを始めようと考えている方に向けた、お金のお話です🏠✨

今回のケースは、将来教育費負担などに不安のある方向けです!

ぜひ参考にしてみてください😊

 

①将来、返済負担が重くなりそうな人のローン

 将来の教育費負担などに不安のある人

 

~ご相談内容〜

【家族情報】

・ご主人 35歳 会社員(勤続12年) 健康状態良好

・奥様  34歳 専業主婦

・長男  4歳

・長女  3歳

 

【収入や貯蓄】

・年収 650万円

・貯蓄額 1300万円 (両親からの贈与分も含む)

・子供の進路 公立中心だが、高校は私立希望。大学まで行かせたい

 

【借入希望額】

2700万円

(物件価格:3500万円/頭金800万円予定)

 

【相談内容】

物件の購入を決めたが、この先、夫の収入増はあまり期待できず、妻は働く予定はない。

子供が2人いて、高校から私立へ入れたいと考えている。将来の教育負担に不安がある。

 

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子供の私立進学など、教育費がかかる時期が想定されている場合、その時期に負担が少ない住宅ローンを選ぶとともに、原則として金利上昇リスクを取らないように注意することが大切です。現在は、比較的ゆとりのある家系で、将来、支出増が見込まれる場合には、当初返済のペースを早める返済方法を検討することも視野に入れていきたいです。

 

このようなご相談内容の場合は、

💡低金利・長期返済の住宅ローンを選ぶ

 

1️⃣住宅ローン借入に問題はないか確認

■物件価格に対する住宅ローンの借入額のバランスは?

借入額2700万円は、物件価格3500万円の77・1%なので問題はありません。

 

■返済負担率は一定の範囲内?

民間ローンの審査基準金利を4%と考えると、返済期間35年で試算すると、年間返済額は約143万円になります。

年収に対して返済負担率は約22.0%で問題はありません。勤続年数など、相談者の信用状況や、健康状態、物件の状況も問題なく、比較的広い選択肢から住宅ローンを選ぶことが可能でしょう。

 

2️⃣相談者にあった住宅ローンはどんなタイプ?

⚫︎将来の支出増の時期に無理の無い住宅ローンであること

何より優先しなくてはならないのは、12年後の教育負担が重くなる時期に返済額が無理のない住宅ローンにすることである。その為、金利上昇リスクのないものを中心に検討する。

 

⚫︎当面の返済は高めでも耐えられる

当面の間は、住宅ローン返済と、繰上げ返済に年間180万円程度まで当てることができ、教育資金の貯蓄も並行して行える。したがって、繰り上げ返済を行うことに加え、元金均等返済も選択肢に入る。特に長男が私立高校に入学する12年後には、金利上昇リスクが取れなくなるので、全期間固定金利型が候補として挙げられる。また、全期間金利型と教育費負担が重くなる前に支払い終えるもう一本の住宅ローンを組み合わせることも一つの方法と言える。

 

 

3️⃣住宅ローンを比較してみる

🌟全期間固定型を利用する

教育費が重くなる12年後に無理のない返済をするために、返済期間を長めにして、当初余裕のあるうちに繰り上げ返済を行い、期間を短縮する。12年間は3年ごとに4回繰り上げ返済を行う。それによって、返済期間を8年7ヶ月短縮でき、65歳までに完済する。

 

🌟2本の住宅ローンを組み合わせて利用する

フラット35を基礎として、教育負担が重くなる前までに返済し、負えられる分だけ財形住宅融資を組み合わせる。一部を低金利で借りられるのがメリットで、総返済額では、全期間固定型のみより小さくなる可能性がある。

 

⚠️⏩子供の教育費負担が重くなる前に繰り上げ返済を行う場合は、子供の教育費のピーク時に向けた貯蓄と並行できることが望ましい。教育費に備える貯蓄ができないにもかかわらず、繰り上げ返済だけを行うと資金不足となって、結局、教育ローンを利用することにもなりかねないので注意が必要。私立の場合、教育費と教育関連費で1人あたり年間100ー150万円程度の支出を覚悟する必要がある。

 

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👨‍👩‍👧このような返済計画に当てはまるご家族様👨‍👩‍👧

⚫︎教育費の増加が見込まれる、今後子供が増える予定のある人

⚫︎業種や職種の関係で、世帯収入が減少する可能性がある人

⚫︎共働きだが、出産・育児・介護等で妻が仕事を辞める可能性が高い人

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住宅ローンの返済についての一例でした。(住宅金融普及協会参考)

家づくりを始める方で、多くの方がこれから教育費が増えるというご家族様だと思います。

Case2のような、返済計画もあることを、参考にしていただければと思います。

なかなか、2本の住宅ローンを組む方はいませんが、繰り上げ返済を計画的に行うことは効果があると考えられます。ただ、教育資金を貯蓄もできずに、繰り上げ返済だけに注力を置いてしまうと、必要な時にお金がなくなってしまいますので注意していきたいですね。

 

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