【お金】夫婦共有で住宅を購入する人のローン①

これから家づくりを始めようと考えている方に向けた、お金のお話です🏠✨

今回のケースは、夫婦の収入合算で住宅を購入する人に向けたローンです!

ぜひ参考にしてみてください😊

 

夫婦共有で住宅を購入する人のローン①

 どちらかが仕事を辞めることも想定する

 

~ご相談内容〜

【家族情報】

・ご主人 30歳 会社員(勤続8年) 健康状態良好

・奥様  29歳 会社員(勤続9年) 健康状態良好

 

【収入や貯蓄】

・年収 ご主人500万円/奥様460万円

・貯蓄額 1200万円

・住宅取得後の年間貯蓄可能額 150万円/年

 

【借入希望額】

2900万円

(物件価格:3700万円/頭金800万円予定)

 

【相談内容】

共働き夫婦が新築一戸建て購入にあたってどんな住宅ローンを組んだらいいのか検討している。住宅ローンを二人で受けられる方法があれば教えて欲しい。

 

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共働き夫婦2人で返済していく場合の住宅ローンの組み方には3通りあることを抑えておきましょう。夫婦で住宅ローンを組む場合の名義の問題や住宅ローン控除との関係をりかいしておきましょう。

 

このようなご相談内容の場合は、

💡どちらかが仕事を辞めた時も想定しておきましょう

 

1️⃣住宅ローン借入に問題はないか確認

■物件価格に対する住宅ローンの借入額のバランスは?

借入額2900万円は、物件価格3700万円の78.3%なので問題はありません。

 

■返済負担率は一定の範囲内?

民間ローンの審査基準金利を4%と考え、夫一人で返済期間35年で試算すると、年間返済額は約154万円となる。年収に対する返済負担率は30.8%であり、金融機関によっては借りられないところもあるので、夫婦で借りる方向を検討する。そのほか、勤続年数などの信用状況や健康状態・物件の状況には問題はない。

 

2️⃣相談者にあった住宅ローンはどんなタイプ?

⚫︎夫又は妻単独名義で借り入れる

夫又は妻のみの年収で借入が可能な場合は、一人の名義で借り入れる方法がある。この場合は、夫婦が一緒に返済していたとしても、住宅ローン控除は夫(妻)だけが適用される。この場合は、返済負担率の問題により、この借り方は難しい。

 

⚫︎妻(夫)が収入合算者となって返済する

住宅ローンの名義を夫(妻)一人として収入合算をする場合、妻(夫)が『連帯債務者』か『連帯保証人』かによって住宅ローン控除が受けられるかどうかが異なる。フラット35や財形住宅融資で合算した場合は、妻(夫)は連帯債務者となり、夫婦で住宅ローン借入額を按分し、双方とも住宅ローン控除を受けることができる。ただし、民間住宅ローンの場合は、連帯保証人となることが多く、住宅ローン控除は夫(妻)のみ適用される。(一部連帯債務扱いが出来る住宅ローンもある)

 

⚫︎夫婦がそれぞれ住宅ローンを組む

夫婦それぞれの名義で住宅ローンを組めば、双方とも住宅ローン控除を受けられる。

今回のケースでは、夫婦二人で住宅ローン控除を受けるためには、

★妻が連帯債務者となって借り入れられる住宅ローンを利用するか、

★夫婦がそれぞれの名義で住宅ローンを組むか

のいずれかの方法となる。

 

3️⃣住宅ローンを比較してみる

🌟夫名義で住宅ローンを組み、収入合算者である妻は連帯債務者となる場合

これが可能なのがフラット35や財形住宅融資などで、住宅ローン控除は夫婦双方が受けられる。

 

🌟夫婦がそれぞれの名義で住宅ローンを組む方法

フラット35+民間住宅ローン、民間住宅ローン+民間住宅ローン、フラット35+財形住宅融資などの組み合わせがあり、それぞれの借入の範囲で住宅ローン控除を受けられる。ただし、別々の金融機関による住宅ローンのかりいれを希望しても、各々の金融機関の抵当権順位で合意が取れずに、借りられないこともあるので注意が必要。

🌟上記二つの例で、妻がいずれ仕事を辞める予定がある時

妻が借り入れた住宅ローンは、退職時点で返済が終了するようにするべきである。

例)

・夫:フラット35  借入額:2500万円 返済期間:30年  金利:2.3%

・妻:民間住宅ローン 借入額:400万円 返済期間:10年  5年固定:1.6%

 

⚠️⏩共働きの場合、夫婦のどちらかが仕事を辞める予定がないかをよく考え、予定があるなら、予め収入の変動を想定した借入をすることを検討していきたい。また、夫婦による共有持分にしない場合、たとえ住宅ローンが夫婦の連帯債務でも、持分を持たない側は住宅ローン控除の利用ができない点に注意する。

 

住宅を購入するときは、家族のライフプランによって、住宅ローンの金額や、金利タイプが異なってきます。

しっかりと、返済計画を立てて、家作りをしていきましょう!

将来に向けての不確実な見通しだけで、計画しないように気をつけましょう。

 

おうちの相談窓口三島店は注文住宅選びの専門店です🧁

お客様のご希望をお伺いし、適正な住宅会社選びを実施しております。

提携企業によってサポートされていますので、ご相談はいつでも無料!

家づくりをスタートされる方は、是非おうちの相談窓口三島店へご来場ください🥰

 

今回のケースでの夫婦で住宅ローンを組んだ場合、どちらかが退職する予定のある方は、おうちの相談窓口三島店で行っているライフプランシュミレーションを利用して、安心した住宅の借入目安を持ちましょう!!ご来店時や、ご予約の欄にてライフプランシュミレーション希望と伝えていただければ、ご対応致します🙆‍♀️✨