【お金】短期間で返済する人のローン 年配者のケース

これから家づくりを始めようと考えている方に向けた、お金のお話です🏠✨

今回のケースは、短期間返済(10年程度)で返済する人向けのローンです。

ぜひ参考にしてみてください😊

 

短期間返済(10年程度)で返済する人のローン

 年配者のケース

 

~ご相談内容〜

【家族情報】

・ご主人 50歳 会社員(勤続28年) 健康状態良好

・奥様  48歳 専業主婦

・子供  24歳 会社員

 

【収入や貯蓄】

・年収 ご主人700万円(今後は伸びないか、下がることもある)

・貯蓄額 1500万円

・住宅取得後の年間貯蓄可能額 150万円/年

・退職金2000万位の予定

 

【借入希望額】

2000万円

(注文住宅価格:2800万円/頭金800万円予定)

 

【相談内容】

家を建て替えたいが、定年までに10年しかない。一部は退職金で返済しようと思っている。住宅ローンの組み方はどのようなものがいいのか知りたい。

 

**********************************************************************

このようなご相談内容の場合は、

💡定年後の生活費も考慮した住宅ローンにする

 

1️⃣住宅ローン借入に問題はないか確認

■物件価格に対する住宅ローンの借入額のバランスは?

借入希望額2000万円は、注文住宅価格2800万円の71.4%なので問題はありません。

 

■返済負担率は一定の範囲内?

民間ローンの審査基準金利を4%と考え、返済20年で試算すると、年間返済額は145万円になる。年収に対する返済負担率は約20.7%で問題はない。そのほか、勤続年数などの相談者の信用状況や健康状態・物件の状況も問題はなく、比較的幅広い選択肢から住宅ローンを選ぶことが出来るといえる。

 

2️⃣相談者にあった住宅ローンはどんなタイプ?

⚫︎短期間(10年)での返済が条件である

定年となる60歳までの返済を希望しているため、その希望に沿ったプランを提案。退職金が出るので、それもうまく加味したプランを。

⚫︎金利タイプは幅広く視野に入れる

繰り上げ返済はするものの、10年で返済を終えることを考えると、短期の固定金利期間選択型のリスクもさほど大きくない。10年間返済した後は、残金は貯蓄や退職金で一括返済する予定なので、金利上昇リスクがあるのは10年だけです。このことから、10年固定・5年固定も候補に入れることが出来ます。全期間固定金利型のフラット35も選択肢になります。退職金で一括繰り上げ返済すると手元資金が減ってしまうので、繰り上げ返済をせず、退職金を取り崩して月々の返済に充てる方法も提案できます。

 

3️⃣住宅ローンを比較してみる

🌟10年固定金利のプランの場合

10年後の60歳時に一括で繰り上げ返済をすれば、固定金利期間中に完済できる。年間約119万円の返済で住宅取得後の年間貯蓄額150万円を考えれば問題ない。

 

🌟5年固定金利のプランの場合

金利動向によって総返済額がかわります。金利上昇幅が小さければ10年固定よりも有利になる可能性があります。

 

🌟10年後に完済せず、定年後、退職金を取り崩して返済

老齢厚生年金が支給されるまで数年ある場合などは、手元資金が急激に減るのを避けることが出来ます。

この返済方法の場合は、金利上昇リスクを負わないように全期間固定金利のほうが安心です。

繰り上げ返済をすると効果的でもあるので、資金余裕度が高ければ、繰り上げ返済をしてもOKです。

 

⚠️⏩短期で返済できる住宅ローンでも、家計の変動リスクを加味するかどうかで、返済期間の設定が変わってくる。

退職金を返済に充当しすぎると、老後の生活に支障が出ることもあるので注意が必要。

 

 

おうちの相談窓口三島店は注文住宅選びの専門店です🧁

お客様のご希望をお伺いし、適正な住宅会社選びを実施しております。

提携企業によってサポートされていますので、ご相談はいつでも無料!

家づくりをスタートされる方は、是非おうちの相談窓口三島店へご来場ください🥰✨