【建物】建物の構造と工法について

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これから家づくりをスタートされる方に知っておいていただきたい《建物の構造と工法》についてを簡単にご説明させていただきます✌❤

建物の構造は、建築空間の骨格を形成する部分と、骨格を覆う仕上げ部分から構成されていて、骨格部分は重力や風力、地震力などの荷重に耐える役割をになう主要構造で、仕上げ部分は屋根・壁・床・天井など被覆構造です。

建物の構造はその建物が建つ土地の条件や内部空間の取り方など、使用目的に従って材料や組み立て方が選択されます。

 

1⃣木造(軸組み工法)

 木造は、骨組みを木材で構成する建物の総称で、壁の骨組みである軸組・屋根の骨組みです。

軸組は通常、水平材である土台・桁・胴差・垂直材である通し柱・管柱・間柱、筋交いからなります。軸組の種類輪、和風木材に主として採用される真壁造りと、洋風木造に主として採用される大壁造りに大別されます。

主要部分である柱の太さ、筋交い、壁量は建築基準法で定められており、他の工法に比べて耐震性は見劣りますが免振性には優れているといわれております。現在では、耐震性を補うための接合金物・耐力壁などの改善が行われて、住宅としては一番多く採用されています。

階数:1~3

内部空間:小

耐震力:弱(免振)

耐火力:弱

自由度:高◎

 

2⃣2x4(枠組壁工法)

2x4は壁(面)と床(面)で構成する箱型建築物で、2インチx4インチのフレームに構造用合板を打ち付けたパネルの組み合わせから構成されます。現場では通常、基礎工事・土台工事の後に1階床・壁、2階床の順番で建て起こされていきます。パネル自体は設計図に基づき工場で作られて現場に搬入されるので他の工法に比べて現場での工期は短めです耐力壁と剛床とが強固に一体化されて壁がバランスよく配置されているので、木造に比べて耐震性は高まっている一方で、窓の配置などの間取りの自由度や、バランスを崩すような間取りの変更には不向きといわれてます。

階数:1~3

内部空間:中

耐震力:中

耐火力:弱

自由度:低

 

3⃣鉄筋コンクリート造(RC造)

 鉄筋コンクリート造は鋼棒とコンクリートを複合した材料で骨組みを構成する建物の総称で、柱・梁・壁・床を鉄筋で組み、その周りの基礎から最上部の屋根までを構成します。耐震性・耐火性にすぐれ、骨組み形態は比較的自由にできますが、自重が大きくなり、工期も長くなります。現在では、壁や床などを面材として工場で作り、これらの部材を現場で組み立てる箱型の工法も登場しています。

階数:中層可

内部空間:中

耐震力:強◎

耐火力:中

自由度:中

 

4⃣鉄骨造(S造)

 鉄骨造は骨組みを(重量・軽量)鉄鋼材で構造する建物の総称で、骨組みは形鋼・鋼板などの鋼材を、ボルト・リベット・溶接などの方法で接合します。鋼材は通常、熱間成型された普通形鋼材もしくは薄板を冷感成型した軽量型鋼材で柱や梁などに使用されて、床や壁などは鉄筋コンクリート・気泡コンクリート板・デッキプレートなどが使用されています。自重が小さい割に靭性が大きいことからほかの工法に比べて内部の大空間を確保しやすい一方で、火熱にさらされると体力が著しく減少するので、耐火構造にするためにはラスモルタルなどの耐火材料で被覆する必要があります。

階数:高層可

内部空間:大◎

耐震力:強◎

耐火力:中

自由度:高◎

 

5⃣軽量鉄骨(プレハブ工法)

軽量鉄骨とは、厚さが6mm未満の鋼材です。軽量鉄骨造の建物は、この鋼材を利用して、一般的には前もって主要部材を向上で生産し、それを現場で組み立て設置する、プレハブ工法で作られています。ハウスメーカーがつくる注文住宅や賃貸物件の多くはこの工法で作られています。一般的な木造住宅と鉄筋コンクリート造の中間に当たる工法です。工場である程度製造したパッケージを組み立てる為、建築コストが安く、かつ工期が短いというメリットがあります。賃貸の場合は賃料の設定に有利であり、工期が短いことは建設を急いでいる方の需要にも対応しやすい工法といえます。

階数:1~3

内部空間:中

耐震力:中

耐火力:中

自由度:低

 

●工法別参考坪単価

木造: 坪単価約65万円

S造:  坪単価80万円

RC造: 坪単価約95万円

(仕様や鉄骨等の単価により流動的です。地域によっても差がでてきますのでご参考までに)

 

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